運転支援技術の飛躍的向上等による安全で円滑なITSに関する検討経費
府省庁: 国土交通省
事業番号: 0186
担当部局: 道路局 道路交通管理課 ITS推進室
事業期間: 2014年〜2016年
会計区分: 一般会計
実施方法: 委託・請負
事業の目的
安全で円滑な道路交通を確保するため、自動車と道路が連携した次世代のITSの実現に向けて、官民連携により、路車間通信の仕組みに加え、自動車側や道路側データ等を活用した安全性の向上等に関する効果分析を推進する。
事業概要
高速道路における交通死亡事故件数のうち、ドライバーの不注意や運転操作ミスに関する事故が約7割を占め、着実な対策が必要となっている。また、都市間高速等の渋滞も依然として多く、対策が必要となっている。
このため、路車間通信の仕組みを活用し、道路側、車両側それぞれが有する情報を連携させ、ドライバーへの注意喚起や運転支援技術の高度化を図るための検討を行う。これにより、ITS活用による交通事故や交通渋滞の改善を図るとともに、将来的な高速道路上の自動運転の実現につなげていく。
予算額・執行額
※単位は100万円
年度 | 要求額 | 当初予算 | 補正予算 | 前年度から繰越し | 翌年度へ繰越し | 予備費等 | 予算計 | 執行額 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2014 | - | 139 | 0 | 0 | 0 | 0 | 139 | 138 |
2015 | - | 59 | 0 | 0 | 0 | 0 | 59 | 59 |
2016 | 80 | 79 | 0 | 0 | 0 | 0 | 79 | 79 |
成果目標及び成果実績(アウトカム)
ドライバーの運転支援に関する技術仕様書に基づいたサービスの普及
ドライバーの運転支援に関する技術仕様書に基づいたサービスの導入地点数 (目標:2021年度に10 地点)
年度 | 当初見込み | 成果実績 |
---|---|---|
2014 | - 地点 | - 地点 |
2015 | - 地点 | - 地点 |
2016 | - 地点 | - 地点 |
活動指標及び活動実績(アウトプット)
ドライバーの運転支援に関する民間企業との共同研究で策定する技術仕様書
年度 | 当初見込み | 活動実績 |
---|---|---|
2014 | 2 技術仕様 | 2 技術仕様 |
2015 | 1 技術仕様 | 1 技術仕様 |
2016 | 1 技術仕様 | 1 技術仕様 |
主要な支出先
年度 | 支出先 | 業務概要 | 支出額(百万円) |
---|---|---|---|
2014 | 国土技術政策総合研究所 | 検討の企画立案、実施 | 99 |
2014 | 三菱総合研究所・道路新産業開発機構(共) | 運転支援の飛躍的向上等による安全で円滑なITSに関する検討 | 40 |
2014 | 三菱総合研究所 | デジタル道路地図の整備・更新・活用に関する技術及びサービスの動向調査 | 38 |
2015 | 国土技術政策総合研究所 | 検討の企画立案、実施 | 34 |
2014 | 三菱総合研究所 | 走行支援サービスに必要な大縮尺道路地図の整備・更新手法の検討 | 31 |
2016 | 株式会社長大 | 協調ITSサービスのための先読み情報生成に関する検討業務 | 31 |
2016 | 三菱総合研究所・道路新産業開発機構共同提案体 | 円滑、安全・安心な道路交通の実現に向けた次世代の路車協調システムに関する検討 | 30 |
2015 | 三菱総合研究所・道路新産業開発機構(共) | 円滑、安全・安心な道路交通の実現に向けた路車協調システムに関する検討 | 25 |
2015 | 株式会社三菱総合研究所 | 大縮尺道路地図の関連付け手法整理業務 | 23 |
2016 | 株式会社三菱総合研究所 | 道路の区間ID方式を用いた位置の表現方法に関する整理業務 | 18 |
2014 | アジア航測 | 構内試験走路における道路基盤地図情報の調製業務 | 10 |
2014 | 国土技術研究センター | 道路基盤地図情報の品質確保及び接合・標定に関する支援方策の検討 | 10 |
2014 | 三菱総合研究所 | 高精度測位に係る走行実験計画整理業務 | 10 |
2015 | 株式会社長大 | 運転支援技術の向上等による交通円滑化・安全運転支援サービスの要件等調査業務 | 10 |
2015 | 株式会社長大 | 運転支援サービスの提供場所に関する基礎分析 | 1 |