既存建築物における屋根ふき材の耐風診断・補強技術評価に関する研究

府省庁: 国土交通省

事業番号: 新21-0035

担当部局: 国土技術政策総合研究所 建築研究部 構造基準研究室

事業期間: 2021年〜2023年

会計区分: 一般会計

実施方法: 直接実施、委託・請負

事業の目的

平成30年台風第21号や令和元年台風第15号(房総半島台風)では、建築年の古いものを中心に多くの屋根ふき材の強風被害が発生したことを踏まえて、本研究では既存の屋根ふき材の耐風診断法の開発と補強技術評価法の提案を行う。そして、既存建築物の屋根を対象にした耐風診断・補強に関するマニュアル、住宅性能表示基準や改修促進施策のための技術資料としてまとめることを目的とする。

事業概要

本研究の事業概要は以下のとおりである。
① 屋根ふき材の被害リスクを特定する耐風診断法の開発 屋根ふき材ごとの強風に対する弱点を特定する診断法の枠組を構築し、建築年、構工法、立地条件に応じた診断指標を一次・二次診断ごとに提案する。 ② 強靭な屋根ふき材を実現する耐風補強技術の評価法の提案 建築基準法令の要求性能より高い性能を求めるニーズ(災害拠点建築物等)にも対応できるよう、想定する外力レベルに応じた複数の性能水準を提案する。そのうえで、屋根ふき材の適切な耐風補強を実現できるよう、修繕・改修時の耐風補強技術について耐力特性の評価方法を提案する。

予算額・執行額

※単位は100万円

年度要求額当初予算補正予算前年度から繰越し翌年度へ繰越し予備費等予算計執行額
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成果目標及び成果実績(アウトカム)

令和5年度までに既存の屋根ふき材を対象にした耐風診断法・補強技術の評価法に関する技術資料を1本策定する。

既存の屋根ふき材を対象にした耐風診断法・補強技術の評価法に関する技術資料の策定数 (目標:2023年度に1.0 本)

年度当初見込み成果実績

活動指標及び活動実績(アウトプット)

既存建築物における屋根ふき材の耐風診断・補強技術評価に関する研究項目の終了件数

年度当初見込み活動実績

主要な支出先

年度支出先業務概要支出額(百万円)

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