高度伝送技術の標準化等によるネットワークの有効活用に関する調査研究

府省庁: 総務省

事業番号: 20-0092

担当部局: 情報流通行政局 衛星・地域放送課地域放送推進室

事業期間: 2020年〜2020年

会計区分: 一般会計

実施方法: 委託・請負

事業の目的

ケーブルテレビ事業者は、放送・通信、有線・無線の情報インフラを有し、災害時の情報伝達手段の提供やインバウンド向けを含むFree Wi-Fiやそのバックホールの提供など、地域に求められる重要な社会的役割を果たしている。
しかし、ケーブルテレビの伝送路は、4K等の超高精細画像を含む放送やインターネット動画の伝送も行われており、帯域の不足が懸念されている。そこで、放送の一括伝送の仕組みを活用し、帯域不足等の課題解決に必要な技術について、ITU-T SG9などの場で国際標準化に向けた検討等を行うための調査・分析を行う。

事業概要

4K等の超高精細画像を含む放送や住民見守りサービス等の提供に伴う伝送容量増大による帯域不足を解決するため、トラフィックに応じて通信網及び放送網の情報容量を柔軟に変動させる技術等の調査・分析を行い、ケーブルテレビネットワークの有効活用を図る。
また、海外でも超高精細画像の放送を伝送するために帯域不足が発生するなどの共通課題があるため、上記調査・分析で得た技術は、海外における帯域不足などの課題解決にも資することから、ITU-T SG9などの場で国際標準化に向けた検討を行う。

予算額・執行額

※単位は100万円

年度要求額当初予算補正予算前年度から繰越し翌年度へ繰越し予備費等予算計執行額
2020-5000005042
Created with Highcharts 7.1.1百万円要求額当初予算補正予算前年度から繰越し翌年度へ繰越し予備費等予算計執行額20200102030405060Highcharts.com

成果目標及び成果実績(アウトカム)

国際標準化のために必要な技術基準の策定。

国際標準化に必要な技術基準策定のための技術課題検証数

年度当初見込み成果実績
2020- 3

活動指標及び活動実績(アウトプット)

実証実験数

年度当初見込み活動実績
20201 回1 回

主要な支出先

年度支出先業務概要支出額(百万円)
2020一般社団法人日本ケーブルラボケーブルテレビの放送通信自動切換映像技術実証及び国際標準化に係る調査研究25
2020一般社団法人日本CATV技術協会有線一般放送事業者の所有する自主共聴施設の現状の設備状況等の調査の請負13
2020アドコム株式会社ケーブルテレビ事業者による放送ネットワークの整備に関する補助業務等の請負2
2020株式会社オーエムシー災害分科会の報告書案及び報告書骨子案の作成に係る補助作業等の請負1
2020一般財団法人日本ITU協会ITU-T SG9の開催及びIP放送に係る技術的条件の勧告化に関する調査等事務の請負のキャンセル料1

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