先進的仮想化ネットワークの基盤技術の研究開発
府省庁: 総務省
事業番号: 20-0101
担当部局: 総合通信基盤局 電気通信事業部 電気通信技術システム課
事業期間: 2021年〜2021年
会計区分: 一般会計
実施方法: 委託・請負
事業の目的
様々な分野における新たなサービスの創出を後押しするためサービスの要求条件に対応した通信ネットワークを迅速に提供可能とするとともに、複雑化する通信ネットワーク環境下においても耐障害性を高めることにより、クラウドネイティブ環境下における通信ネットワークの安全・信頼性を確保する「先進的仮想化ネットワークの基盤技術」を早期に確立する。また、本研究開発成果の国際標準化や市場展開を推進し、関連市場の国際競争力の強化に寄与する。
事業概要
2020年3月には、我が国において第5世代移動通信システム(以下「5G」という。)サービスが開始され、今後、医療、教育、交通など様々な分野において「超高速(eMBB)」、「超低遅延(URLLC)」、「多数同時接続(mMTC)」といった5Gの特長を活用したサービスが本格的に展開されることが期待されている。今後、こうしたサービスに対応するため、仮想化技術の通信ネットワークにおける活用が急速に進むことによる効率性及び柔軟性の向上が見込まれる一方、通信ネットワークの複雑化に起因する原因特定や障害復旧が容易でない通信障害の発生も懸念されている。そのため、早期に本研究開発を実施することにより、社会経済活動の基盤である通信ネットワークの安全・信頼性を確保するとともに、関連技術の国際標準の獲得による国際競争力の強化を図ることを目的とする。
予算額・執行額
※単位は100万円
年度 | 要求額 | 当初予算 | 補正予算 | 前年度から繰越し | 翌年度へ繰越し | 予備費等 | 予算計 | 執行額 |
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2021 | - | 0 | 0 | 390 | 0 | 0 | 390 | - |
成果目標及び成果実績(アウトカム)
実施した研究開発課題において、当初の見込みどおりか、それを上回った成果を上げる。
終了評価において、当初の見込みどおりか、それを上回った成果が上がった課題の割合 (目標:2021年度に90.0 %)
年度 | 当初見込み | 成果実績 |
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研究開発終了5年後(令和8年度)までに計3件以上の研究開発成果の実装を行う。
研究開発終了5年後(令和8年度)までに研究開発成果の実装を行った件数 (目標:2026年度に3.0 件)
年度 | 当初見込み | 成果実績 |
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活動指標及び活動実績(アウトプット)
技術課題数
年度 | 当初見込み | 活動実績 |
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特許出願数
年度 | 当初見込み | 活動実績 |
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口頭発表数
年度 | 当初見込み | 活動実績 |
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報道発表数
年度 | 当初見込み | 活動実績 |
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主要な支出先
年度 | 支出先 | 業務概要 | 支出額(百万円) |
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2020 | KDDI株式会社 | 障害事前予測技術の研究開発 | 130 |
2020 | 日本電気株式会社 | 超高速化ICT システム設計技術の研究開発 | 130 |
2020 | 国立研究開発法人情報通信研究機構 | 基盤計算機リソースの動的かつ最適制御技術の研究開発 | 130 |