飼料穀物備蓄対策事業

府省庁: 農林水産省

事業番号: 20-0092

担当部局: 畜産局 飼料課流通飼料対策室

事業期間: 1976年〜2022年

会計区分: 一般会計

実施方法: 補助

事業の目的

 配合飼料の原料である飼料穀物はそのほとんどを輸入に依存していることから海外での悪天候の影響等により輸入遅滞や途絶が生じた場合、配合飼料の供給が滞るという課題がある。また、国内の災害により飼料工場が被災した場合、配合飼料の供給が滞るという課題がある。これらの不測の事態に備え、配合飼料製造事業者等が事業継続計画(以下「BCP」という。)に基づき行う飼料穀物の保管や緊急輸送等の取組を支援することにより、配合飼料の安定供給の確保を通じて、畜産経営の安定及び国民への畜産物の安定供給を図る。

事業概要

① 配合飼料製造業者等がBCPに基づき行う飼料穀物の保管を支援(補助率:5/17、1/3、定額)
② 緊急時に配合飼料製造業者等が実施する配合飼料の緊急輸送の取組に対する支援(補助率:定額)  ③ 配合飼料製造業者等の関係者間の連携体制の強化を図るための協議会開催等を支援(補助率:定額) 

予算額・執行額

※単位は100万円

年度要求額当初予算補正予算前年度から繰越し翌年度へ繰越し予備費等予算計執行額
2018-1,75000001,7501,432
2019-1,75000-48701,2631,118
2020-1,7500487002,2371,840
2021-1,75000001,750-
20221,750-------
Created with Highcharts 7.1.1百万円要求額当初予算補正予算前年度から繰越し翌年度へ繰越し予備費等予算計執行額20182019202020212022-1000-50005001000150020002500Highcharts.com

成果目標及び成果実績(アウトカム)

配合飼料製造業者等がBCPに定める備蓄数量を確実に維持しつつ、これまでの備蓄穀物の最大活用実績や国産濃厚飼料の流通状況等を踏まえ国全体としての適切な水準を確保する。

家畜の飼養頭羽数、過去の備蓄穀物の活用実績や国産濃厚飼料の流通状況等を勘案し、民間の流通在庫(約25万トン)を含め、1カ月の輸入量に相当する量 (目標:2022年度に100.0 万トン)

年度当初見込み成果実績
2018- 万トン102 万トン
2019- 万トン111 万トン
2020- 万トン101 万トン

配合飼料製造業者によるBCPの見直し

すべての事業実施主体が見直しを実施 (目標:2022年度に100.0 %)

年度当初見込み成果実績
2018- %100 %
2019- %100 %
2020- %100 %

活動指標及び活動実績(アウトプット)

・海外での災害や東日本大震災等の際の経験を踏まえ、75~85万トンの民間備蓄を実施。総備蓄数量のうち国の支援対象となっている25万トンを活動指標とし、支援の実績を活動実績とした。

年度当初見込み活動実績
201825 万トン25 万トン
201925 万トン25 万トン
202025 万トン25 万トン

主要な支出先

年度支出先業務概要支出額(百万円)
2020全国農業協同組合連合会配合飼料製造業745
2020日清丸紅飼料株式会社配合飼料製造業238
2020中部飼料株式会社配合飼料製造業216
2020フィード・ワン株式会社配合飼料製造業179
2020日本農産工業株式会社配合飼料製造業161
2020昭和産業株式会社配合飼料製造業43
2020豊橋飼料株式会社配合飼料製造業43
2020みらい飼料株式会社配合飼料製造業42
2020全国酪農業協同組合連合会配合飼料製造業41
2020雪印種苗株式会社配合飼料製造業31
2020配合飼料供給安定協議会配合飼料安定供給に資する事業の推進23

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