農林水産物・輸出力維持・強化緊急対策事業のうち食品等輸出物流ルート確保緊急対策事業
府省庁: 農林水産省
事業番号: 20-0032
担当部局: 輸出・国際局 輸出支援課
事業期間: 2020年〜2021年
会計区分: 一般会計
実施方法: 補助
事業の目的
新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、日本からの海外への旅客便の多くが運航停止となっている。特に農林水産物・食品の最大輸出先国とされる香港向け旅客便が運休又は大幅な減便となっており、旅客便輸送による水産物や果物等の生鮮食品等の輸出に支障が生じている。このような状況を踏まえ、農林水産物・食品の海外向けの物流ルートを確保するため、運航困難となっている旅客便の復活等にともなう航空運賃及び他空港への横持経費の追加経費を緊急的に支援する。
事業概要
1.旅客便の復活支援
新型コロナウイルス感染症拡大の影響で、欠航せざるを得なくなった空路で、生鮮食品等を輸送する際の航空運賃(掛かり増し相当分)の一部を支援。
2.国内拠点空港への横持ち支援
各空港から海外への旅客便等の欠便等のため、各空港から貨物運送により、旅客便が運航している国内拠点空港へ横持ちをかけた際に生じる費用(掛かり増し相当分)の一部を支援。
予算額・執行額
※単位は100万円
年度 | 要求額 | 当初予算 | 補正予算 | 前年度から繰越し | 翌年度へ繰越し | 予備費等 | 予算計 | 執行額 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2020 | - | 0 | 3,980 | 0 | -400 | 0 | 3,580 | 3,557 |
2021 | - | 0 | 0 | 400 | 0 | 0 | 400 | - |
成果目標及び成果実績(アウトカム)
令和2年度の航空事業者への海外向けの物流ルートが確保され、農林水産物・食品が輸出される件数を300件とする。
新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、欠便等した旅客便等を復便するなど、物流ルートを確保し、農林水産物・食品が輸出される件数を算出。 (目標:2021年度に60.0 数)
年度 | 当初見込み | 成果実績 |
---|---|---|
2020 | - 数 | 3170 数 |
活動指標及び活動実績(アウトプット)
航空事業者への航空運賃補助件数
年度 | 当初見込み | 活動実績 |
---|---|---|
2020 | 540 数 | 3170 数 |
貨物利用運送事業者への横持補助件数
年度 | 当初見込み | 活動実績 |
---|---|---|
2020 | 720 数 | 4977 数 |
主要な支出先
年度 | 支出先 | 業務概要 | 支出額(百万円) |
---|---|---|---|
2020 | 公益財団法人食品等流通合理化促進機構 | 食品流通部門の各段階を通じた流通合理化 | 3,980 |
2020 | DHLグローバルフォワーディングジャパン株式会社 | 貨物運送業務 | 1,151 |
2020 | 日本航空株式会社 | 航空輸送業務 | 415 |
2020 | エバー航空 | 航空輸送業務 | 350 |
2020 | キャセイパシフィック航空 | 航空輸送業務 | 347 |
2020 | チャイナエアライン | 航空輸送業務 | 337 |
2020 | NAXジャパン(株) | 貨物運送業務 | 329 |
2020 | 全日本空輸株式会社 | 航空輸送業務 | 329 |
2020 | シンガポール航空 | 航空輸送業務 | 60 |
2020 | 香港ドラゴン航空 | 航空輸送業務 | 55 |
2020 | 日本通運株式会社 | 貨物運送業務 | 42 |