農業者年金事業

府省庁: 農林水産省

事業番号: 20-0105

担当部局: 経営局 経営政策課

事業期間: 2003年〜終了予定なし

会計区分: 一般会計

実施方法: 補助、負担

事業の目的

 農業者年金制度は、サラリーマンに基礎年金に上乗せした厚生年金と同様に、農業者にも国民年金に上乗せした年金を設けることにより、農業者の老後生活の安定を図るとともに、農業者の確保を目的。

事業概要

 昭和46年から、現役世代の負担で高齢者世代を扶養する賦課方式の年金事業(旧制度)を実施していたが、農村部における著しい高齢化の進展により、高齢者世代と現役世代のバランスが大きく崩れたことから、平成14年1月から将来の年金原資を自ら積み立てる積立方式の年金事業(新制度)に移行。その際、旧制度の加入者・受給者に対する年金給付等は全額国庫負担。
①旧制度年金関係   年金給付費の国庫負担が当面多額となることから、年金給付等に係る国庫負担を平準化し、平準化額(1,176億円)を毎年度負担。これを超える費用は独立行政法人農業者年金基金が長期借入(政府保証)し、国は当該借入金の債務の償還及び金利を負担。 ②新制度年金関係   担い手となる若い認定農業者等の負担軽減を図るため、月額保険料(2万円)の一部(最高で1万円)を最長で20年間助成(補助率:定額)。 その後、要件を満たす加入者が農業を廃止(農業に供する農地等の場合は、適切に継承)した場合等に、保険料補助分とその運用益を原資とした特例付加年金を農業者老齢年金に上乗せして支給。

予算額・執行額

※単位は100万円

年度要求額当初予算補正予算前年度から繰越し翌年度へ繰越し予備費等予算計執行額
2018-119,2910000119,291119,075
2019-119,1210000119,121118,908
2020-119,1480000119,148118,907
2021-117,6220000117,622-
2022118,877-------
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成果目標及び成果実績(アウトカム)

20歳から39歳までの基幹的農業従事者に対する被保険者割合を、令和4年度末までに同割合を25%に拡大する。

20歳から39歳までの基幹的農業従事者に対する被保険者割合

年度当初見込み成果実績
2018- %21.2 %
2019- %21.8 %
2020- %22.2 %

提出された申出書等について、迅速に処理を行い、年金受給権者の生活の安定を図る。

年金受給の申出書等の標準処理期間内における処理割合 (期間内処理件数/処理件数)

年度当初見込み成果実績
2018- %98 %
2019- %99 %
2020- %99 %

提出された申出書等について、迅速に処理を行い、加入者及び被保険者の適切な管理を図る。

加入の申出書等の標準処理期間内における処理割合 (期間内処理件数/処理件数)

年度当初見込み成果実績
2018- %99 %
2019- %99 %
2020- %95 %

活動指標及び活動実績(アウトプット)

年金受給権者に対する農業者年金の給付額

年度当初見込み活動実績
2018959 億円932 億円
2019905 億円878 億円
2020838 億円825 億円

主要な支出先

年度支出先業務概要支出額(百万円)
2020独立行政法人農業者年金基金農業者年金事業118,907

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