スポーツ・インテグリティ推進事業
府省庁: 文部科学省
事業番号: 20-0354
担当部局: スポーツ庁 参事官(民間スポーツ担当)付
事業期間: 2017年〜終了予定なし
会計区分: 一般会計
実施方法: 委託・請負
事業の目的
スポーツ・インテグリティ(誠実性・健全性・高潔性)とは、暴力、ハラスメント、団体ガバナンスの欠如等の不正が無い状態であり、スポーツに携わる者が自らの規範意識に基づいて誠実に行動することにより実現されるものとして、国際的に重視されている概念である。スポーツ界における透明性、公平・公正性の確保はスポーツ活動の基盤である。その実現に向け、スポーツ団体ガバナンスコードの活用等によるスポーツ界のインテグリティ確保を図るため、専門家のコンサルティング等による先進事例の形成,スポーツ仲裁の推進及びスポーツ団体における女性役員の比率向上に向けた支援を行う。
事業概要
(1)スポーツ団体のガバナンス強化の推進
スポーツ団体のガバナンスの確保のため、専門家によるコンサルティング・内部規定の整備等により、他のスポーツ団体の模範となり得る先進事例を形成する。
(2)スポーツ仲裁活動推進事業
スポーツ仲裁の一層の活用を図るため、研修会等を実施するとともに、スポーツ仲裁活動の人材を育成するため、諸外国機関等への派遣を行う。
(3)スポーツ団体における女性役員の育成事業
e-learningによる必要な知識の教授等を通じて女性役員候補者の育成を図る。また、新たに外部の女性役員の採用に取り組もうとするスポーツ団体のニーズを明確にした上で候補者を紹介する。
予算額・執行額
※単位は100万円
年度 | 要求額 | 当初予算 | 補正予算 | 前年度から繰越し | 翌年度へ繰越し | 予備費等 | 予算計 | 執行額 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2018 | - | 17 | 0 | 0 | 0 | 0 | 17 | 5 |
2019 | - | 29 | 0 | 0 | 0 | 0 | 29 | 24 |
2020 | - | 48 | 0 | 0 | 0 | 0 | 48 | 43 |
2021 | - | 44 | 0 | 0 | 0 | 0 | 44 | - |
2022 | 61 | - | - | - | - | - | - | - |
成果目標及び成果実績(アウトカム)
スポーツ団体ガバナンスコード<中央競技団体向け>に基づく適合性審査において適合とされた中央競技団体の割合の割合を100%にする
スポーツ団体ガバナンスコード<中央競技団体向け>に基づく適合性審査において適合とされた中央競技団体の割合 ※目標最終年度に集計 (目標:2024年度に100.0 %)
年度 | 当初見込み | 成果実績 |
---|---|---|
2018 | - % | - % |
2019 | - % | - % |
2020 | - % | - % |
主要なスポーツ団体におけるスポーツに関する紛争解決の仕組みの整備
スポーツに関する紛争解決の仕組みが整備されている主要なスポーツ団体の割合 (目標:2024年度に100.0 %)
年度 | 当初見込み | 成果実績 |
---|---|---|
2018 | - % | 56.8 % |
2019 | - % | 59.2 % |
2020 | - % | 60.2 % |
倫理・コンプライアンスに関する規程を整備している競技団体を100%にする(H28:50%)
倫理・コンプライアンスに関する規程を整備している競技団体の割合 ※目標最終年度に集計 (目標:2019年度に100.0 %)
年度 | 当初見込み | 成果実績 |
---|---|---|
2018 | - % | - % |
2019 | - % | 62.6 % |
2020 | - % | - % |
活動指標及び活動実績(アウトプット)
スポーツ紛争・仲裁に関する研修会等の実施数
年度 | 当初見込み | 活動実績 |
---|---|---|
2018 | 10 回 | 10 回 |
2019 | 9 回 | 8 回 |
2020 | 10 回 | 8 回 |
女性役員の育成に向けたe-learningサイトにおける女性役員リスト登録者数
年度 | 当初見込み | 活動実績 |
---|---|---|
2018 | - 人 | - 人 |
2019 | - 人 | 57 人 |
2020 | 67 人 | 59 人 |
主要な支出先
年度 | 支出先 | 業務概要 | 支出額(百万円) |
---|---|---|---|
2020 | 公益財団法人日本スポーツ仲裁機構 | スポーツ仲裁活動の一層の活用を図るため、各スポーツ団体へのコンサルティング・セミナー等を実施するとともに、スポーツ仲裁裁判所等の諸外国機関と連携した人材育成等を行う。 | 10 |
2020 | 公益財団法人日本スポーツ仲裁機構 | 各スポーツ団体のガバナンス・コンプライアンスの一層の改善を図るため、専門家によるコンサルティング・内部規定の整備等により、模範となりうる先進事例を形成する。 | 9 |
2020 | 一般社団法人スポーツ・コンプライアンス教育振興機構 | 各スポーツ団体のガバナンス・コンプライアンスの一層の改善を図るため、専門家によるコンサルティング・内部規定の整備等により、模範となりうる先進事例を形成する。 | 9 |
2020 | 公益財団法人日本ラグビーフットボール協会 | 各スポーツ団体のガバナンス・コンプライアンスの一層の改善を図るため、専門家によるコンサルティング・内部規定の整備等により、模範となりうる先進事例を形成する。 | 8 |
2020 | パーソルキャリア株式会社 | e-learningによる必要な知識の教授等を通じて女性役員候補者の育成を図るとともに、新たに外部の女性役員の採用に取り組もうとするスポーツ団体のニーズを明確にしたうえで候補者を紹介する。 | 8 |
2020 | EYストラテジー・アンド・コンサルティング株式会社 | 技術提供・プロジェクトマネジメント | 6 |
2020 | 株式会社ユーミックス | プロジェクト進行管理 ニーズ調査・集計・分析 研修運営 | 4 |
2020 | 弁護士法人隼あすか法律事務所 | 会議出席・講演・報告書執筆 | 1 |