気候変動下の都市における戦略的災害リスク低減手法の開発
府省庁: 国土交通省
事業番号: 0448
担当部局: 国土技術政策総合研究所 河川研究部
事業期間: 2015年〜2017年
会計区分: 一般会計
実施方法: 直接実施、委託・請負
事業の目的
気候変動、人口減少、高齢化、巨大災害の切迫等に対処するため、3つの政策転換 ①「各分野の防災施設整備」の観点から「地域のリスク低減」の観点へ、②施設限界を超えるハザードに対応した地域の防災・減災力の総動員、③「明日」から100年後までの時間軸上のシームレスな防災減災対策の推進 の具体化に係る技術的課題について、都市における水害を具体例として解決手法を開発する。
事業概要
気候変動による豪雨や海面上昇の影響を考慮し、大河川・中小河川・下水道を統合した土地ごとの浸水確率算定手法を開発する。また、将来の「気候変動による外力の増大」や「人口・資産分布の変化」「高齢化」等を考慮し、時間軸に基づく低リスク社会構築フレームを開発する。これらをモデル地区に試験適用し、「対策の具体的展開手順」を提示する。技術開発に際しては、地方自治体・事業所等へのヒアリングにより現場のニーズを把握するとともに、英国等の先進事例について最新情報を収集・分析する。
予算額・執行額
※単位は100万円
年度 | 要求額 | 当初予算 | 補正予算 | 前年度から繰越し | 翌年度へ繰越し | 予備費等 | 予算計 | 執行額 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2015 | - | 20 | 0 | 0 | 0 | 0 | 20 | 19 |
2016 | 20 | 19 | 0 | 0 | 0 | 0 | 19 | 18 |
2017 | 19 | 19 | 0 | 0 | 0 | 0 | 19 | 18 |
成果目標及び成果実績(アウトカム)
平成29年度までに、水害リスク評価に関連するガイドライン(案)1件を作成する
ガイドライン(案)1件の作成 (目標:2017年度に1 件)
年度 | 当初見込み | 成果実績 |
---|---|---|
2015 | - 件 | - 件 |
2016 | - 件 | - 件 |
2017 | - 件 | 1 件 |
活動指標及び活動実績(アウトプット)
統合的浸水リスク評価手法、低リスク社会構築フレームの開発、及び対策の具体的展開手順を提示するための研究項目の終了件数
年度 | 当初見込み | 活動実績 |
---|---|---|
2015 | 1 - | 1 - |
2016 | 1 - | 1 - |
2017 | 6 - | 6 - |
主要な支出先
年度 | 支出先 | 業務概要 | 支出額(百万円) |
---|---|---|---|
2015 | 株式会社建設技術研究所 | 都市における浸水被害及び対策効果の調査業務 | 18 |
2016 | 株式会社建設技術研究所 | 内水・外水の同時生起を考慮した氾濫計算業務 | 15 |
2017 | 株式会社東京建設コンサルタント | わかりやすい浸水リスク情報の作成・表示方法に係る試算業務 | 14 |
2017 | 株式会社建設環境研究所 | 統合的浸水リスク情報を踏まえた住民・事業者の浸水対策行動に関する調査業務 | 4 |
2016 | 八千代エンジニヤリング株式会社 | 都市における統合的浸水ハザード予測を踏まえた浸水リスクの簡易算定シートの作成等業務 | 2 |
2015 | 株式会社ヴィスコア | 土地適性評価プログラムの機能向上業務 | 1 |