大気汚染物質による曝露影響研究費
府省庁: 環境省
事業番号: 20-0300
担当部局: 水・大気環境局 総務課
事業期間: 1999年〜終了予定なし
会計区分: 一般会計
実施方法: 委託・請負
事業の目的
PM2.5、光化学オキシダント及びSPM(以下「PM2.5等」という。)の大気汚染物質の健康影響に関する調査を進め、PM2.5等の大気汚染物質曝露と健康影響との関連性を明らかにし、環境基準や注意喚起のための暫定的な指針の見直しの必要性の検討やPM2.5等の総合的な対策に資する科学的知見を集積する。
事業概要
・PM2.5等の大気汚染物質による健康影響に係る科学的知見の収集・整理。
・疫学調査の調査地点において実施した、PM2.5等の大気汚染物質の成分分析や濃度の測定データについて、測定地点近隣の常時監視局での測定結果や成分測定結果等との照合、成分分析結果と発生源との関係の検討等を行い、PM2.5等の大気汚染物質の曝露と健康影響との関連性を明らかにする。
・発がん及び循環器系疾患に関する疫学調査については、既存の発がんや循環器系疾患のコホート研究の結果とPM2.5等の大気汚染物質濃度を突合させ、統計的手法を用いた解析を行う。
・呼吸器系疾患に関する疫学調査については、平成30年度の調査で完了している肺機能検査の結果等のデータとPM2.5等の大気汚染物質濃度を突合させ、統計的手法を用いた解析を行う。
予算額・執行額
※単位は100万円
年度 | 要求額 | 当初予算 | 補正予算 | 前年度から繰越し | 翌年度へ繰越し | 予備費等 | 予算計 | 執行額 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2018 | - | 138 | 0 | 0 | 0 | 0 | 138 | 134 |
2019 | - | 99 | 0 | 0 | 0 | 0 | 99 | 92 |
2020 | - | 94 | 0 | 0 | 0 | 0 | 94 | 93 |
2021 | - | 93 | 0 | 0 | 0 | 0 | 93 | - |
2022 | 96 | - | - | - | - | - | - | - |
成果目標及び成果実績(アウトカム)
PM2.5等大気汚染物質の大気環境基準の再評価のため、健康に与える影響の調査等を実施する
環境基準の再評価のため、健康に与える影響の調査等を実施する物質数
年度 | 当初見込み | 成果実績 |
---|---|---|
2018 | - 数 | 3 数 |
2019 | - 数 | 3 数 |
2020 | - 数 | 3 数 |
活動指標及び活動実績(アウトプット)
学術誌での公表論文数
年度 | 当初見込み | 活動実績 |
---|---|---|
2018 | - 数 | - 数 |
2019 | - 数 | - 数 |
2020 | 1 数 | 1 数 |
環境基準の再評価の検討のため情報収集・整理を行う物質数
年度 | 当初見込み | 活動実績 |
---|---|---|
2018 | 3 数 | 3 数 |
2019 | 3 数 | 3 数 |
2020 | 3 数 | 3 数 |
主要な支出先
年度 | 支出先 | 業務概要 | 支出額(百万円) |
---|---|---|---|
2020 | 日本エヌ・ユー・エス株式会社 | 光化学オキシダントの曝露による健康影響(疫学及び毒性学)に関する知見をとりまとめ、環境基準の健康影響評価書素案を策定する。また、PM2.5による健康影響に係る科学的知見を収集・整理する。 | 48 |
2020 | 日本エヌ・ユー・エス株式会社 | 微小粒子状物質について、科学的知見の収集・整理を行った上で、主に医学に関する学識者で構成される検討会等を設置し、健康影響評価に係る知見について検討し、微小粒子状物質の健康影響に関する適切な評価に資する。 | 44 |
2020 | 株式会社アライ印刷 | 中央環境審議会答申等について、印刷、製本等を行う。 | 0 |