建設技術の研究開発助成経費
府省庁: 国土交通省
事業番号: 0420
担当部局: 大臣官房 技術調査課
事業期間: 2001年〜終了予定なし
会計区分: 一般会計
実施方法: 補助
事業の目的
建設技術の高度化および国際競争力の強化、国土交通省が実施する研究開発の一層の推進等に資する技術研究開発に関する提案を大学、民間企業等の研究者から広く公募し、優秀な提案に対し助成する「競争的資金制度」により、広範な領域における建設分野の技術革新を可能とする環境を整備する。もって研究開発の成果による効率的・効果的な住宅・社会資本整備が推進されることを目的とする。
事業概要
本助成経費は、我が国の直面する国土交通行政に係る課題の解決に資する研究開発テーマを示したうえで、研究者の自由な発想に基づく独創的かつ革新的な研究に関する提案を大学、民間企業等の研究者から広く公募するもの。この応募課題について、外部有識者からなる「建設技術研究開発助成制度評価委員会」による外部評価を経て、優秀な提案に対し補助金を交付する。
【補助率】
定額
【実施状況】
<平成28年度採択課題数>
政策課題解決型技術開発公募(一般タイプ)9課題、政策課題解決型技術開発公募(中小企業タイプ)3課題
<平成29年度採択課題数>
政策課題解決型技術開発公募(一般タイプ)21課題、政策課題解決型技術開発公募(中小企業タイプ)2課題
予算額・執行額
※単位は100万円
年度 | 要求額 | 当初予算 | 補正予算 | 前年度から繰越し | 翌年度へ繰越し | 予備費等 | 予算計 | 執行額 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2012 | - | 270 | 0 | 3 | 0 | 0 | 273 | 273 |
2013 | - | 283 | 0 | 0 | 0 | 0 | 280 | 280 |
2014 | - | 257 | 0 | 3 | 0 | 0 | 260 | 259 |
2015 | - | 253 | 0 | 0 | 0 | 0 | 253 | 253 |
2016 | 280 | 223 | 0 | 0 | 0 | 0 | 223 | 223 |
2017 | 360 | 240 | 0 | 0 | 0 | 0 | 240 | 240 |
2018 | 240 | 190 | 0 | 0 | 0 | 0 | 190 | - |
2019 | 200 | - | - | - | - | - | - | - |
成果目標及び成果実績(アウトカム)
当該年度に事後評価(外部評価)を実施した課題(前年度に研究を終了した課題)のうち、「目標を達成した技術研究開発課題の割合」を90%以上達成
目標を達成した技術研究開発課題の割合
年度 | 当初見込み | 成果実績 |
---|---|---|
2015 | - % | 80 % |
2016 | - % | 90 % |
2017 | - % | - % |
活動指標及び活動実績(アウトプット)
年度ごとの採択課題数
年度 | 当初見込み | 活動実績 |
---|---|---|
2015 | 15 課題 | 15 課題 |
2016 | 12 課題 | 12 課題 |
2017 | 23 課題 | 23 課題 |
主要な支出先
年度 | 支出先 | 業務概要 | 支出額(百万円) |
---|---|---|---|
2014 | 一般財団法人先端建設技術センター 吉田 貴 | 迅速かつ効率的な復旧・復興のための災害対応マルチプラットホームの開発 | 27 |
2015 | 個人A | ドーナツ型TBMを活用した新たな山岳トンネル工法の開発 | 27 |
2016 | 名古屋工業大学 井戸田 秀樹 | 既存不適格木造住宅の耐震化率を飛躍的に向上させる改修促進のための総合技術の開発 | 26 |
2014 | 長崎大学大学院 松田 浩 | 光学的計測法を用いた効率的・低コストな新しい橋梁点検手法の開発 | 26 |
2014 | 独立行政法人土木研究所寒地土木研究所 伊東 佳彦 | 変状を伴う老朽化トンネルの地質評価・診断技術の開発 | 26 |
2015 | 個人B | 深礎杭孔内無人化施工システムの開発 | 25 |
2016 | 東京大学 野口 貴文 | 各種センサ等を用いたコンクリート工事における品質管理の高度化・工期短縮化技術の開発 | 25 |
2014 | 東京大学大学院 上坂 充 | 高エネルギー可搬型X線橋梁その場透視検査の実用化 | 23 |
2016 | 工学院大学 羽田 靖史 | i-Construction を加速させる長距離無線LAN システムの開発 | 23 |
2014 | 東京理科大学 塚本 良道 | 既存建物下の局部地盤改良を可能にする極超微粒子セメントを利用したセメント浸透固化型液状化対策工法の技術開発 | 22 |
2015 | 個人C | 高強度アラミド繊維による高性能ロープを活用した補強後も維持管理が容易な構造部材の技術開発 | 22 |
2017 | 工学院大学 羽田 靖史 | i-Constructionを加速させる長距離無線LANシステムの開発 | 22 |
2015 | 個人E | 高エネルギー可搬型X線橋梁その場透視検査の実用化 | 21 |
2015 | 個人D | 現場急速成形法と埋込み型センシングを併用したFRP部材による鋼構造物の補修・補強技術の開発 | 21 |
2016 | 岐阜大学 八嶋 厚 | 既設宅地のスマート液状化対策工法の開発 | 21 |
2016 | 岐阜大学 八嶋 厚 | 深礎杭孔内無人化施工システムの開発 | 19 |
2015 | 個人F | 光学的計測法を用いた効率的・低コストな新しい橋梁点検手法の開発 | 19 |
2016 | 首都大学東京 中村 一史 | 現場急速成形法と埋込み型センシングを併用したFRP 部材による鋼構造物の補修・補強技術の開発 | 19 |
2014 | 東京都市大学 白旗 弘実 | 鋼床版のデッキプレートとUリブとの溶接部に発生する疲労クラックの高精度検査システムの開発 | 18 |
2014 | 東京工業大学大学院 佐々木 栄一 | 状態可視化点検および構造応答発電センシングによる診断技術の高度化 | 18 |
2016 | 首都大学東京 村越 潤 | 鋼床版の疲労損傷に対するコンクリート系舗装による補強技術の性能評価に関する研究 | 18 |
2016 | (一社)先端建設技術センター 吉田 延雄 | ドーナツ型TBMを活用した新たな山岳トンネル工法の開発 | 18 |
2015 | 個人G | 既存建物下の局部地盤改良を可能にする極超微粒子セメントを利用したセメント浸透固化型液状化対策工法の技術開発 | 17 |
2017 | 岐阜大学 八嶋 厚 | 既設宅地のスマート液状化対策工法の開発 | 17 |
2015 | 個人I | 既存不適格木造住宅の耐震化率を飛躍的に向上させる改修促進のための総合技術の開発 | 16 |
2015 | 個人H | 迅速かつ効率的な復旧・復興のための災害対応マルチプラットホームの開発 | 16 |
2017 | 東京大学 野口 | 各種センサ等を用いたコンクリート工事における品質管理の高度化・工期短縮化技術の開発 | 15 |
2016 | 関西大学 田中 成典 | 河川土工の施工管理のためのレーザスキャナ搭載UAV を用いた計測データの利活用技術に関する研究開発 | 14 |
2015 | プラナスケミカル株式会社 | 地中に埋設される排水管(FRPM管)の樹脂モルタル部分の亀裂を配管内部に紫外線を照射することで検知する塗装工法の開発 | 14 |
2015 | 個人J | 鋼床版の疲労損傷に対するコンクリート系舗装による補強技術の性能評価に関する研究 | 14 |
2016 | 株式会社環境風土テクノ | 中小零細建設業を対象にする映像を活用したvalueCIMの開発 | 14 |
2016 | 株式会社福田水文センター | 寒冷地河川におけるリアルタイム流量自動観測システムの開発 | 14 |
2016 | 株式会社シー・イー・サービス | カメラ画像利用した大雪および暴風雪による視程障害・吹きだまり検知に関する技術開発 | 13 |
2014 | 昭和機械商事株式会社 | 災害復旧を目的とした円筒金網とチェーンを用いた簡便な補強土工法の開発 | 13 |
2014 | オークヴィレッジ株式会社 | 歴史的な町並みを有する飛騨・高山の伝統的な木造技術を継承した新木造技術の開発 | 13 |
2014 | 神戸大学大学院 芥川 真一 | On Site Visualizationのコンセプトに基づく低コスト・低消費電力型モニタリングシステムの開発 | 13 |
2014 | 大成建設株式会社 宮崎 裕道 | 次世代無人化施工システムの開発 | 12 |
2015 | 株式会社シー・イー・サービス | カメラ画像利用した大雪および暴風雪による視程障害・吹きだまり検知に関する技術開発 | 12 |
2014 | 株式会社シー・イー・サービス | カメラ画像を利用した大雪および暴風雪による視程障害・吹きだまり検知に関する技術開発 | 10 |
2014 | プラナスケミカル株式会社 | 地中に埋設される排水管(FRPM管)の樹脂モルタル部分の亀裂を配管内部に紫外線を照射することで検知する塗装工法の開発 | 10 |
2014 | 東北大学大学院 鈴木 基行 | 小型加振器を用いた道路橋RC床版と踏掛版の健全性評価 | 10 |
2015 | 株式会社環境風土テクノ | 中小零細建設業を対象にする映像を活用したvalueCIMの開発 | 10 |
2017 | 立命館大学 児玉 耕太 | 建設現場におけるスマートウェアを用いた安心・安全及び生産性向上IoTシステムの開発 | 10 |
2017 | 名古屋大学 廣畑 幹人 | 鋼橋の継手部に適応した高精度・自動制御加熱装置による防食塗膜剥離技術の開発 | 10 |
2017 | 桐蔭横浜大学 杉本 恒美 | 非接触音響探査法による外壁調査の効率性向上に関する検討 | 10 |
2017 | 東京大学 関本 義秀 | 三次元データの円滑な流通に向けたオンライン型電子納品の構築 | 10 |
2017 | 大阪大学 鎌田 敏郎 | 機械的/電磁的入力での弾性波とコンクリート中鋼材の電磁的応答を統合したPCグラウト非破壊評価手法の開発 | 10 |
2017 | 関西大学 田中 成典 | 河川土工の施工管理のためのレーザスキャナ搭載UAVを用いた計測データの利活用技術に関する研究開発 | 10 |
2017 | シナノケンシ株式会社 | 遠隔地からのリアルタイム計測・管理を実現する世界最小最軽量の高精度3次元レーザースキャナーシステムの開発 | 10 |
2017 | 東京理科大学 二瓶 泰雄 | リアルタイム下水道水位・流量モニタリングに基づく内水氾濫危険度評価モデルの開発 | 10 |
2017 | 株式会社環境風土テクノ | 中小零細建設業を対象にする映像を活用したvalueCIMの開発 | 9 |
2014 | 一般財団法人先端建設技術センター 吉田 貴 | 無人化施工による応急対応技術とその基盤となるデジタル通信技術の開発 | 9 |
2015 | 株式会社福田水文センター | 寒冷地河川におけるリアルタイム流量自動観測システムの開発 | 9 |
2015 | ジーエネックス株式会社 | 準マイクロ波帯域の電波による融雪用発熱モルタルブックシステムの開発 | 9 |
2017 | 株式会社日本海コンサルタント | AI技術を活用した橋梁劣化要因・健全性判定支援システム | 9 |
2017 | 株式会社福田水文センター | 寒冷地河川におけるリアルタイム流量自動観測システムの開発 | 7 |
2017 | アジア航測株式会社 | 衛星監視カメラによる広域土砂動態監視手法の開発 | 5 |
2014 | 名古屋大学大学院 伊藤 義人 | 荷重と環境作用を考慮した鋼橋の新しいライフサイクル耐久性評価システムの開発 | 3 |
2014 | 東京都市大学 西村 功 | 限界耐力設計法に対応した免震構造の開発 | 3 |