地震時の市街地火災等に対する都市の脆弱部分及び防災対策効果の評価に関する研究

府省庁: 国土交通省

事業番号: 0436

担当部局: 国土技術政策総合研究所 都市研究部(都市防災研究室、都市計画研究室、都市開発研究室) 建築研究部(材料・部材基準研究室)

事業期間: 2014年〜2016年

会計区分: 一般会計

実施方法: 直接実施、委託・請負

事業の目的

住生活基本計画において定めた「地震時等に著しく危険な密集市街地」の解消に寄与するために、新たな条件・状況・事象を考慮した密集市街地の脆弱部分の解明を行い、密集市街地の危険性に係る評価基準の改善案を作成するとともに、都市整備を中心とした防災対策の効果に対する定量的比較をもとに迅速・効果的な防災対策の評価・提案を行う。

事業概要

密集市街地の防災面での脆弱性評価として、地区から広域レベルに至る市街地火災の延焼過程、住民の避難、市民の巻き込まれ等について検証・評価するとともに、密集市街地の大部分を構成する木造建築物等における様々な個別の事象が、延焼火災に及ぼす影響を評価し、評価基準の改善案を作成する。さらにこの評価基準を用いて、密集市街地の市街地火災等による危険性を低減する上で、効果が高くかつ迅速に行える、市街地整備上の対策について、その効果を評価し、また効果的な実施方法を検討するものである。

予算額・執行額

※単位は100万円

年度要求額当初予算補正予算前年度から繰越し翌年度へ繰越し予備費等予算計執行額
2014-1300001313
2015-1300001312
2016111100001110
Created with Highcharts 7.1.1百万円要求額当初予算補正予算前年度から繰越し翌年度へ繰越し予備費等予算計執行額20142015201602.557.51012.515Highcharts.com

成果目標及び成果実績(アウトカム)

「住生活基本計画」における「地震時等に著しく危険な密集市街地」の解消に関する計画達成状況への反映

「住生活基本計画」における「地震時等に著しく危険な密集市街地」の解消に関する計画達成状況への反映数 (目標:2016年度に1 -)

年度当初見込み成果実績
2014- -- -
2015- -- -
2016- -- -

活動指標及び活動実績(アウトプット)

都市の脆弱部分等の評価を行うためのシミュレータの改良等に必要な、脆弱性が想定される密集市街地の実態調査に関する研究項目の終了件数

年度当初見込み活動実績
20141 -1 -
20151 -1 -
20164 -4 -

主要な支出先

年度支出先業務概要支出額(百万円)
2016株式会社マヌ都市建築研究所市街地防火・避難安全性評価及び脆弱性解消効果に関するケーススタディ業務5
2015株式会社日本海コンサルタント市街地火災の延焼及び避難シミュレーションの実施のための多様な市街地モデルの作成とプレスタディの実施業務4
2015株式会社CAEソリューションズCFDを用いた市街地火災時の流れ場設定プログラム作成業務2
2014(一財)計量計画研究所モデル市街地の設定に関する業務1
2014(株)都市環境研究所横浜市の斜面密集市街地におけるシミュレーションデータ作成のための現地調査業務1
2014(株)マヌ都市建築研究所市街地火災避難ケーススタディ補助業務1
2014国際航業(株)地図データの購入1
2014(株)ヴィスコア避難状況集計プログラム開発業務1
2014(株)浦田計画設計長崎市の斜面密集市街地におけるシミュレーションデータ作成のための現地調査業務1
2014(株)エジマ火災実験に用いる熱流束計の購入1
2014(株)エジマ車両火災実験補助業務1
2014(株)エジマ外壁火災実験燃焼チャンバー製作業務1
2015株式会社エジマ外壁火災実験燃焼チャンバー製作業務1
2016株式会社ソーケン外壁火災実験試験体製作業務1
2016株式会社エジマ外壁火災実験燃焼チャンバー製作業務1
2015株式会社エジマ熱流速計購入1
2015株式会社エジマ熱流束計校正購入1
2014美津野商事(株)電子地図購入0
2014(株)ヴィスコア市街地データ作成に関する業務0
2015エア・リキード工業ガス株式会社プロパンガス購入0
2015メデイカルシステムコンサルタント株式会社論文英訳及びネイティブチェック業務0

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