人的組織的要因の体系的考慮に係る規制研究事業

府省庁: 原子力規制委員会

事業番号: 20-0027

担当部局: 原子力規制庁 長官官房技術基盤グループ システム安全研究部門

事業期間: 2017年〜2020年

会計区分: エネルギー対策特別会計エネルギー需給勘定

実施方法: 直接実施、委託・請負

事業の目的

プラントの設計、建設、運転等の各規制段階において安全性に影響を与える人的組織的要因を体系的に考慮するため、設計審査及び監視・検査制度を通じ人的組織的要因に係る規制要件の明確化に資する技術的知見等を蓄積する。

事業概要

原子力規制委員会は、IRRSにおいて明らかになった課題”人的組織的要因を体系的に考慮すること”等を踏まえ、人的組織的要因に関するプラントの設計審査及び監視・検査制度における規制要件の明確化を進めている。
本事業では、設計審査に対する規制要件の明確化に関しては、原子炉制御室等の設計の審査において人的組織的要因を考慮するための規則・基準類、審査・検査ガイドの策定に資する知見を整備する。監視・検査制度に関しては、現在進められている監視・検査制度の見直しを踏まえ、新たに求められる検査官能力の向上や品質管理・安全文化に関する審査・検査ガイドの策定に資する知見を蓄積する。 

予算額・執行額

※単位は100万円

年度要求額当初予算補正予算前年度から繰越し翌年度へ繰越し予備費等予算計執行額
2018-23011700140126
2019-60000187867
2020-790000790
Created with Highcharts 7.1.1百万円要求額当初予算補正予算前年度から繰越し翌年度へ繰越し予備費等予算計執行額2018201920200255075100125150Highcharts.com

成果目標及び成果実績(アウトカム)

人的組織的要因を体系的に考慮するために必要となる、人間工学設計、品質管理・安全文化等に関する専門性の向上や技術基盤の構築・維持のために必要な技術的知見を得る。

目標とする技術知見の取得件数(年度毎の件数及び累積件数。年度毎/累積として右に示す。実績累積数は平成26年度以降の数) 成果実績の累積数 H29:0 H30:3 R01:3 R02:0 最終年度における目標累積数は6 達成度の計算式は(各年度における累積数)/(最終年度における目標累積数) (目標:2020年度に6.0 件)

年度当初見込み成果実績
2018- 件3 件
2019- 件3 件
2020- 件- 件

人間工学設計、品質管理・安全文化等に関する安全研究の成果を、設計審査に対する規制要件の明確化等の規制基準の策定、見直しに用いる。

人間工学設計、品質管理・安全文化等に関する安全研究の成果を規制基準等の策定、見直しに用いた件数 (目標:2020年度に3.0 件)

年度当初見込み成果実績
2018- 件2 件
2019- 件- 件
2020- 件1 件

人間工学設計、品質管理・安全文化等に関する安全研究を通じて蓄積した知見を、原子炉制御室等の設計審査や現在見直しが進められている監視・検査等の個々の審査・検査等に活用する。

人間工学設計、品質管理・安全文化等に関する安全研究を通じて蓄積した知見を設計審査や監視・検査等の個々の審査等に活用した件数 (目標:2020年度に3.0 件)

年度当初見込み成果実績
2018- 件1 件
2019- 件1 件
2020- 件1 件

活動指標及び活動実績(アウトプット)

人間工学設計、品質管理・安全文化等に係る知見を獲得するための試験、解析及び調査の作業件数 【内訳】 〇研究テーマ「人間工学設計」 調査件数:3件(令和元年度)、0件(令和2年度) 〇研究テーマ「品質管理・安全文化」 調査件数:0件(令和元年度)、0件(令和2年度) 〇研究テーマ「基盤技術の整備」 調査件数:3件(令和元年度)、0件(令和2年度)

年度当初見込み活動実績
201826 件26 件
201921 件19 件
202015 件- 件

規制に活用する観点から安全研究等を通じて蓄積された技術的知見をNRA技術報告並びに査読のある論文誌及び国際会議のプロシーディングスで公表した件数 【内訳】 〇研究テーマ「人間工学設計」 国際会議のプロシーディングス:1件 〇研究テーマ「品質管理・安全文化」 NRA技術ノート:1件(令和2年度活動) 〇研究テーマ「基盤技術の整備」 NRA技術報告:0件

年度当初見込み活動実績
2018- 件1 件
20191 件- 件
20201 件1 件

規制に活用する観点から安全研究等を通じて蓄積された技術的知見を学会で発表した件数 【内訳】 〇研究テーマ「人間工学設計」 学会発表:1件(平成30年度) 〇研究テーマ「品質管理・安全文化」学会発表:0件 〇研究テーマ「基盤技術の整備」学会発表:0件

年度当初見込み活動実績
2018- 件1 件
20191 件- 件
20201 件- 件

主要な支出先

年度支出先業務概要支出額(百万円)
20200

レビューシートを開く

構想日本
日本大学尾上研究室
Visualizing.JP
特定非営利活動法人Tansa
JUDGIT! Chrome、Firefox、Safari、Edgeの
最新バージョンをご利用ください