技術基盤分野の規制高度化研究事業（リスク情報の活用）
府省庁: 原子力規制委員会
事業番号: 20-0023
担当部局: 原子力規制庁 長官官房技術基盤グループシビアアクシデント研究部門
事業期間: 2011年〜2026年
会計区分: エネルギー対策特別会計電源開発促進勘定
実施方法: 直接実施、委託・請負
事業の目的
原子力安全規制の高度化（科学的合理性、客観性、透明性の一層の向上や、効果的・効率的な安全規制の実現）のために、「リスク情報」の活用のための研究を推進するとともに、リスク情報の活用先である検査制度の整備等に資するための技術的知見を整備することを目的とする。
事業概要
確率論的リスク評価（PRA）に係る最新知見、評価手法及び解析モデルの整備を行い、検査制度における新たな監視・評価等にリスク情報を活用するとともに、PRAに係る技術的知見を蓄積する。具体的には、検査での指摘事項（不適合の発見）の重要性を評価するための指標及びリスク評価ツール、検査で活用する原子力発電所毎のリスク情報等を整備する。また、地震、津波、火災、溢水等の事象の発生を対象に、最新知見を踏まえた原子力発電所のリスクを評価する手法を整備する。
予算額・執行額
※単位は100万円
| 年度 | 要求額 | 当初予算 | 補正予算 | 前年度から繰越し | 翌年度へ繰越し | 予備費等 | 予算計 | 執行額 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2018 | - | 291 | 0 | 0 | 0 | 0 | 291 | 94 |
| 2019 | - | 290 | 0 | 0 | 0 | 0 | 290 | 234 |
| 2020 | - | 315 | 0 | 0 | 0 | 0 | 315 | 264 |
| 2021 | - | 317 | 0 | 0 | 0 | 0 | 317 | - |
| 2022 | 365 | - | - | - | - | - | - | - |
成果目標及び成果実績（アウトカム）
安全研究の成果を規制基準等の策定、見直しに用いる。
安全研究の成果を規制基準等の策定、見直しに用いた件数 （目標：2026年度にNone 件）
| 年度 | 当初見込み | 成果実績 |
|---|---|---|
| 2018 | - 件 | - 件 |
| 2019 | - 件 | - 件 |
| 2020 | - 件 | - 件 |
安全研究を通じて蓄積した知見を個々の審査等に活用する。
安全研究を通じて蓄積した知見を個々の審査等に活用した件数 （目標：2026年度に2.0 件）
| 年度 | 当初見込み | 成果実績 |
|---|---|---|
| 2018 | - 件 | 1 件 |
| 2019 | - 件 | 4 件 |
| 2020 | - 件 | 3 件 |
活動指標及び活動実績（アウトプット）
規制に活用する観点から安全研究等を通じて蓄積された技術的知見をNRA技報並びに査読のある論文誌及び国際会議のプロシーディングスで公表した件数 【内訳】 ＜規制庁＞ NRA技報：0件（平成30年度）、0件（令和元年度）、0件（令和2年度） NRAノート：0件（平成30年度）、1件（令和元年度）、1件（令和2年度） 査読付き論文：0件（平成30年度）、0件（令和元年度）、0件（令和2年度） 査読付きプロシーディング：0件（平成30年度）、0件（令和元年度）、0件（令和2年度） ＜委託先＞ 査読付き論文：0件（平成30年度）、0件（令和元年度）、0件（令和2年度） 査読付きプロシーディング：1件（平成30年度）、0件（令和元年度）、1件（令和2年度）
| 年度 | 当初見込み | 活動実績 |
|---|---|---|
| 2018 | 2 件 | 1 件 |
| 2019 | 1 件 | 1 件 |
| 2020 | 2 件 | 2 件 |
確率論的リスク評価を実施するためのデータ整備、モデル開発、解析及び調査の作業件数
| 年度 | 当初見込み | 活動実績 |
|---|---|---|
| 2018 | 70 件 | 29 件 |
| 2019 | 80 件 | 86 件 |
| 2020 | 80 件 | 86 件 |
主要な支出先
| 年度 | 支出先 | 業務概要 | 支出額（百万円） |
|---|---|---|---|
| 2020 | 株式会社シー・エス・エー・ジャパン | 米国の専門家の知見に基づいた標準的な内部事象レベル1PRAモデル（PWR）の作成 | 54 |
| 2020 | 株式会社シー・エス・エー・ジャパン | 内部事象レベル1PRAを対象にした米国の専門家の知見整備 | 29 |
| 2020 | ＬＬＯＹＤ’Ｓ ＲＥＧＩＳＴＥＲ ＧＲＯＵＰ ＬＩＭＩＴＥＤ | RiskSpectrumのサーバーライセンス形式の使用許諾権の調達 | 25 |
| 2020 | 丸紅ユティリティ・サービス株式会社 | 成功基準解析のためのApros解析モデルの高度化 | 25 |
| 2020 | THE REGENTS OF THE UNIVERSITY OF CA | 新たな人間信頼性解析手法のレベル1PRAへの導入 | 22 |
| 2020 | 国立研究開発法人日本原子力研究開発機構 | 動的レベル1確率論的リスク評価手法の開発 | 20 |
| 2020 | アドバンスソフト株式会社 | リスク情報活用に係る基盤整備のための人材派遣による人材の受入れ | 14 |
| 2020 | 日本システム株式会社 | 溢水ＰＲＡ手法の高度化 | 9 |
| 2020 | 株式会社シー・エス・エー・ジャパン | PWRプラントにおけるリスク情報の整理 | 8 |
| 2020 | 株式会社シー・エス・エー・ジャパン | PRAモデルに係るデータ整理等のための人材派遣による人材の受入れ | 8 |
| 2020 | 株式会社数値フローデザイン | 4ループPWRプラントを対象とした成功基準のための解析 | 7 |
| 2020 | 株式会社数値フローデザイン | 火災ＰＲＡ手法の高度化 | 7 |
| 2020 | 株式会社ナイス | BWRプラントにおけるリスク情報の整理 | 6 |
| 2020 | C | 人間信頼性解析コードHRAcalculatorの調達 | 5 |
| 2020 | 伊藤忠テクノソリューションズ株式会社 | 内部溢水PRAのための被水シミュレーションの検討 | 5 |
| 2020 | 株式会社先端力学シミュレーション研究所 | 建屋内浸水解析とリスクの試解析 | 5 |
| 2020 | 株式会社シー・エス・エー・ジャパン | 確率論的リスク評価のための強風に係る知見の整備 | 5 |
| 2020 | C | PRAコードCAFTAの調達 | 4 |
| 2020 | 株式会社数値フローデザイン | 火災進展解析コードのベンチマーク解析 | 4 |
| 2020 | 株式会社マンネット | 地震時のPRAモデルに係るデータ整理等のための人材派遣による人材の受入れ | 3 |
| 2020 | C | PRAコードFTREXの調達 | 2 |
| 2020 | ELECTRIC POWER RESEARCH INSTITUTE | 人間信頼性解析コードHRAcalculatorの調達 | 2 |
| 2020 | ELECTRIC POWER RESEARCH INSTITUTE | PRAコードFTREXの調達 | 1 |
| 2020 | ELECTRIC POWER RESEARCH INSTITUTE | PRAコードCAFTAの調達 | 1 |
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