陸上配備型イージス・システム(イージス・アショア)の整備
府省庁: 防衛省
事業番号: 0119
担当部局: 防衛装備庁 事業監理官(誘導武器・統合装備担当) 防衛省戦略企画課 防衛省防衛計画課 防衛省施設計画課 防衛省地方協力企画課
事業期間: 2017年〜終了予定なし
会計区分: 一般会計
実施方法: 直接実施
事業の目的
弾道ミサイルの脅威に対しては、「平成31年度以降に係る防衛計画の大綱」(平成30年12月18日国家安全保障会議及び閣議決定)及び「中期防衛力整備計画(平成31年度~平成35年度)」(平成30年12月18日国家安全保障会議及び閣議決定)に基づき対応してきているが、北朝鮮は、核兵器をはじめとする大量破壊兵器の完全で検証可能な、かつ、不可逆的な方法による廃棄は行っておらず、また依然として、我が国の全域を射程に収めるミサイルを数百発保有・実戦配備し、発射台付き車両(TEL)や潜水艦を用いて、我が国を奇襲的に弾道ミサイル攻撃できる能力を引き続き保有している現実を踏まえ、平素から我が国を常時・持続的に防護できるよう弾道ミサイル防衛能力の抜本的な向上を図る必要がある。
事業概要
新たな弾道ミサイル防衛システムとして、弾道ミサイル攻撃から我が国を常時・持続的に防護し得る陸上配備型イージス・システム(イージス・アショア)2基を導入し、これを陸上自衛隊において保持する。これにより、イージス・システム搭載護衛艦及び地対空誘導弾(ペトリオット)部隊とともに、弾道ミサイル攻撃から我が国を多層的に防護し得る能力の向上を図ることとしていた。
他方、本年5月下旬、イージス・アショアに搭載する迎撃ミサイルSM-3のブースターを演習場内又は海上に確実に落下させるためには、イージス・システム全体の大幅な改修が必要となり、相当のコストと期間を要することが判明した。防衛省としては、この追加のコスト及び期間に鑑み、令和2年6月、イージス・アショアの配備に関するプロセスを停止し、むつみ演習場と新屋演習場を含む20か所の国有地に配備することを断念することとした。
イージス・アショアの取扱いを含めた今後の対応については、引き続き検討することとしている。
予算額・執行額
※単位は100万円
年度 | 要求額 | 当初予算 | 補正予算 | 前年度から繰越し | 翌年度へ繰越し | 予備費等 | 予算計 | 執行額 |
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2017 | - | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
2018 | - | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
2019 | - | 14,783 | 0 | 0 | 0 | 0 | 14,783 | 15,171 |
2020 | - | 14,583 | 0 | 0 | 0 | 0 | 14,583 | - |
2021 | 0 | - | - | - | - | - | - | - |
成果目標及び成果実績(アウトカム)
陸上配備型イージス・システム(イージス・アショア)2基を導入
陸上配備型イージス・システム(イージス・アショア)の保有数 (米国政府等と調整中であるため、中間目標を設定することが困難)
年度 | 当初見込み | 成果実績 |
---|---|---|
2017 | - 基 | - 基 |
2018 | - 基 | - 基 |
2019 | - 基 | - 基 |
活動指標及び活動実績(アウトプット)
陸上配備型イージス・システム(イージス・アショア)本体の取得数
年度 | 当初見込み | 活動実績 |
---|---|---|
2017 | - 基 | - 基 |
2018 | - 基 | - 基 |
2019 | - 基 | - 基 |