「小さな拠点」を核とした「ふるさと集落生活圏」形成推進事業
府省庁: 国土交通省
事業番号: 0291
担当部局: 国土政策局 地方振興課
事業期間: 2008年〜終了予定なし
会計区分: 一般会計
実施方法: 補助
事業の目的
人口減少や高齢化が先行・加速する地方の条件不利地域(過疎、山村、半島、離島、豪雪の各地域)において、基幹集落に暮らしの安心を支える複数の生活サービスや地域活動の場を集めた「小さな拠点」の形成に資するため、市町村等が行う、必要となる既存施設を活用した施設改修等に所要の補助を行い、もって地方における集落の活性化に資することを目的とする。
事業概要
公益サービス機能を維持確保するため、廃校舎等の遊休施設を有効活用したモデル的な「小さな拠点」形成の取組みにおける既存施設の再編・集約に係る改修費の他、再編・集約に伴う廃止施設の除却費について補助する(補助率:市町村1/2以内、NPO法人等1/3以内(間接補助))。
予算額・執行額
※単位は100万円
年度 | 要求額 | 当初予算 | 補正予算 | 前年度から繰越し | 翌年度へ繰越し | 予備費等 | 予算計 | 執行額 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2017 | - | 156 | 0 | 0 | -24 | 0 | 132 | 122 |
2018 | - | 121 | 0 | 24 | 0 | 0 | 145 | 143 |
2019 | - | 116 | 0 | 0 | 0 | 0 | 116 | 115 |
2020 | - | 62 | 0 | 0 | 0 | 0 | 62 | - |
2021 | 74 | - | - | - | - | - | - | - |
成果目標及び成果実績(アウトカム)
令和6年度末までに、「小さな拠点」を全国で1,800か所形成する。 (本事業による形成地区等がモデルとなることによる成果目標)
全国の「小さな拠点」の形成数 (目標:2024年度に1800 箇所)
年度 | 当初見込み | 成果実績 |
---|---|---|
2017 | - 箇所 | 908 箇所 |
2018 | - 箇所 | 1069 箇所 |
2019 | - 箇所 | 1181 箇所 |
活動指標及び活動実績(アウトプット)
事業の件数(交付決定)
年度 | 当初見込み | 活動実績 |
---|---|---|
2017 | 4 件 | 3 件 |
2018 | 7 件 | 7 件 |
2019 | 6 件 | 6 件 |
主要な支出先
年度 | 支出先 | 業務概要 | 支出額(百万円) |
---|---|---|---|
2019 | むつ市 | 小学校の校舎内に、公共施設、コミュニティセンターを複合化・集約し、地域住民の利便性向上を向上させる公益サービス、生活サービス及びコミュニティ活動の活性化による地域活動の維持確保を図る。 | 40 |
2019 | 世羅町 | 周辺に分散している自治センター、高齢者サロン、閉じこもり予防事業を旧甲山保健福祉センターへ集約するとともに、子育て支援機能を導入し、住民自治組織が施設の運営管理を行うことにより、甲山地区の集落機能の強化を図る。 | 35 |
2019 | 大田市 | 旧小学校の校舎内に,地区公民館の機能を移転するとともに,生涯学習、高齢者サロン等の機能及び地域生活支援サービス機能を導入し、公益機能の集約による利便性の向上を図る。 | 21 |
2019 | 美郷町 | 図書館を旧公民館に統合するとともに、生涯学習機能等を導入し、住民活動の拠点となる複合施設として整備する。 | 14 |
2019 | 中標津町 | JA所有の遊休施設を、児童館及び3歳未満児を対象とする一時預かり保育の機能を有する施設として改修し、地域の人材を活用したきめ細やかな相談体制の充実等、子育て支援の整備を推進する。 | 3 |
2019 | 横瀬町 | 旧小学校の校舎の一部を地域子育て支援拠点及び世代間交流学習拠点として改修し、世代間交流の促進及び地元教育の発展を目指す。 | 1 |