重要インフラの即時被害検知・強震モニタリングシステムの開発
府省庁: 国土交通省
事業番号: 0496
担当部局: 国土技術政策総合研究所 道路構造物研究部 道路地震防災研究室
事業期間: 2019年〜2020年
会計区分: 一般会計
実施方法: 直接実施、委託・請負
事業の目的
液状化が生じる地盤上にある既設橋や土工構造物等の中には、液状化によって被害を受けるおそれのあるものがある。これらのインフラが被災した場合、災害後の二次被害や緊急活動の遅延に直結するため、被害の早期発見が必要となる。また、液状化が生じる地盤上における橋や土工構造物全体の複雑な地震時挙動を解明し、その結果を踏まえた構造物の設計法・対策法の開発も併せて必要である。そこで、重要インフラの地震時の即時被害検知及びインフラ全体の挙動データの取得が可能な即時被害検知・強震モニタリングシステムを開発することを目的とする。
事業概要
重要インフラの地震時の即時被害検知及びインフラ全体の挙動データの取得が可能な即時被害検知・強震モニタリングシステムを開発し、実際のインフラで技術検証を実施することで、重要インフラの地震被害の早期把握に資するとともに、構造物の設計法・対策法の高度化・合理化に貢献するデータを取得する。
予算額・執行額
※単位は100万円
年度 | 要求額 | 当初予算 | 補正予算 | 前年度から繰越し | 翌年度へ繰越し | 予備費等 | 予算計 | 執行額 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2019 | - | 300 | 0 | 0 | -207 | 0 | 93 | 91 |
2020 | - | 0 | 0 | 207 | 0 | 0 | 207 | - |
成果目標及び成果実績(アウトカム)
令和元年度までにデータの取得が可能なモニタリングシステムを30ケース実装する。
モニタリングシステムの実装数 (目標:2020年度に30 ケース)
年度 | 当初見込み | 成果実績 |
---|---|---|
2019 | - ケース | 2 ケース |
活動指標及び活動実績(アウトプット)
インフラの即時被害検知技術に関する研究項目の終了件数
年度 | 当初見込み | 活動実績 |
---|---|---|
2019 | 3 件 | 2 件 |
主要な支出先
年度 | 支出先 | 業務概要 | 支出額(百万円) |
---|---|---|---|
2019 | 株式会社ニュージェック | 構造物全体系の地震時観測システム設置設計業務 | 63 |
2019 | 株式会社ニュージェック | 橋梁を対象とした地震時挙動データ管理システムの開発に関する業務 | 28 |