我が国のOIE認定施設活動支援事業費
府省庁: 農林水産省
事業番号: 0073
担当部局: 消費・安全局 動物衛生課
事業期間: 2016年〜2023年
会計区分: 一般会計
実施方法: 補助
事業の目的
我が国に所在するOIE認定施設の活動を支援することにより、発生により重大な影響が出る疾病の診断・検査体制を強化し、我が国への疾病の侵入・拡大リスクを低減するとともに、我が国の疾病診断・検査体制の信頼性を向上させ、輸出協議の円滑化を図る。
事業概要
我が国には、国内の動物疾病の基幹診断施設であるとともに、国際的な診断助言施設としてOIEから認定を受けている、リファレンスセンターが15施設ある(令和元年4月1日時点)。これらの施設は診断・検査における高い技術と信頼性を有していることが求められているほか、国際的な診断助言施設措定、診断協力の受入や国際シンポジウムの開催を通じた積極的な国際協力活動を実施することを求められている。リファレンスセンターにおけるこれらの活動を推進するため、各機関におけるシンポジウムの開催、検査技術に関する研修の実施、診断協力要請の受入などに要する費用を支援する。
予算額・執行額
※単位は100万円
年度 | 要求額 | 当初予算 | 補正予算 | 前年度から繰越し | 翌年度へ繰越し | 予備費等 | 予算計 | 執行額 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2017 | - | 12 | 0 | 0 | 0 | 0 | 12 | 5 |
2018 | - | 10 | 0 | 0 | 0 | 0 | 10 | 8 |
2019 | - | 10 | 0 | 0 | 0 | 0 | 10 | 8 |
2020 | - | 6 | 0 | 0 | 0 | 0 | 6 | - |
2021 | 6 | - | - | - | - | - | - | - |
成果目標及び成果実績(アウトカム)
本事業を活用し、我が国のリファレンスセンターが実施する診断協力・技術研修等の国際協力活動を通じて、アジアを中心とする複数の国における動物疾病診断能力の強化を図ること。(令和5年度までに延べ40ヶ国)
全事業実施主体における1年間の国際協力活動実績 (目標:2023年度に40 (延べ) ヶ国)
年度 | 当初見込み | 成果実績 |
---|---|---|
2017 | - (延べ) ヶ国 | - (延べ) ヶ国 |
2018 | - (延べ) ヶ国 | - (延べ) ヶ国 |
2019 | - (延べ) ヶ国 | 7 (延べ) ヶ国 |
本事業により我が国の全ての動物疾病基幹診断施設がISO17025の認証を取得することにより、信頼性が維持し、疾病発生時でも畜産物輸出が継続できる体制が構築されるよう、平成31年度までに我が国の全ての動物疾病基幹診断施設がISO17025の認証取得を維持することを目指す。
我が国の動物疾病基幹診断施設のうち、ISO17025の認証を取得した施設の割合 (我が国の動物疾病基幹診断施ISO17025の認証を取得した施設数/我が国の動物疾病基幹診断施設数) (目標:2019年度に100 %)
年度 | 当初見込み | 成果実績 |
---|---|---|
2017 | - % | 85.71428571428571 % |
2018 | - % | 100 % |
2019 | - % | 100 % |
活動指標及び活動実績(アウトプット)
本事業の補助金の交付施設数
年度 | 当初見込み | 活動実績 |
---|---|---|
2017 | 14 施設数 | 10 施設数 |
2018 | 12 施設数 | 9 施設数 |
2019 | 15 施設数 | 10 施設数 |
主要な支出先
年度 | 支出先 | 業務概要 | 支出額(百万円) |
---|---|---|---|
2019 | 国立大学法人帯広畜産大学 | 牛のバベシア病、馬のピロプラズマ病、スーラ病の診断等についての国際協力等(3施設) | 4 |
2019 | 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構 | 牛疫、豚インフルエンザ、BSE、CSFの診断等についての国際協力(5施設) | 3 |
2019 | 国立大学法人北海道大学 | 鳥インフルエンザの診断等についての国際協力(1施設) | 1 |
2019 | 国立大学法人北海道大学 | サケ科魚ヘルペスウイルス病の診断等についての国際協力(1施設) | 1 |