グローバル産地づくり緊急対策のうちパスタ・菓子等の輸出強化支援事業
府省庁: 農林水産省
事業番号: 0029
担当部局: 食料産業局 食品製造課
事業期間: 2018年〜2019年
会計区分: 一般会計
実施方法: 補助
事業の目的
2019年の農林水産物・食品の輸出額1兆円目標の達成に向けて、輸出促進に繋がる取組を支援する。パスタ・菓子製造業及び特定農産加工業種等については、日ＥＵ・ＥＰＡ又はＴＰＰ１１により初めて関税が下げられる等、国境措置に著しい変化が生じることとなる。当事業は、当該業種について国境措置の整合性の確保及び国産原料農産物の安定供給の確保の観点を踏まえつつ、輸出促進に繋がる取組を支援することを目的とする。
事業概要
輸出先国に求められる商品特性、輸出先国における規制等を考慮した新商品開発等、販路開拓・拡大のための国内外の製造業者・流通業者・生産者等との関係構築・強化（バイヤー等招へい、国内企業の輸出先国への派遣、専門家派遣等）、商品ＰＲ等のための研修、商品ＰＲも含めた販売等の実証試験、国内外のバイヤー等を対象とした食材の食べ方も含めた商談会の開催、ＰＲ活動等の拠点設置、マーケティング等のための調査への取組等。(補助率：定額）
予算額・執行額
※単位は100万円
| 年度 | 要求額 | 当初予算 | 補正予算 | 前年度から繰越し | 翌年度へ繰越し | 予備費等 | 予算計 | 執行額 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2018 | - | 0 | 100 | 0 | -100 | 0 | 0 | 0 |
| 2019 | - | 0 | 0 | 100 | 0 | 0 | 100 | 95 |
成果目標及び成果実績（アウトカム）
令和元年度までに実施事業者の輸出額２千万円を目指す。
農林水産物・食品の輸出額 （目標：2019年度に2 千万円）
| 年度 | 当初見込み | 成果実績 |
|---|---|---|
| 2018 | - 千万円 | - 千万円 |
| 2019 | - 千万円 | 13 千万円 |
活動指標及び活動実績（アウトプット）
パスタ・菓子製造業及び特定農産加工業種等の輸出拡大の取組（商品ＰＲも含めた販売等の実証試験、輸出先国における規制等を考慮した新商品開発、国産原材料の輸出から海外での製造販売のモデル作り等の取組件数）
| 年度 | 当初見込み | 活動実績 |
|---|---|---|
| 2018 | - 件 | - 件 |
| 2019 | 5 件 | 6 件 |
主要な支出先
| 年度 | 支出先 | 業務概要 | 支出額（百万円） |
|---|---|---|---|
| 2019 | 株式会社ＪＴＢ | ロシアにおける健康寿命伸張に寄与するため、米粉パンの販売や健康食メニューの開発等の取組を実施。 | 44 |
| 2019 | 一般社団法人全日本菓子輸出促進協議会 | 米国における菓子の販路を開拓するため、ロサンゼルスのスーパーでの試験販売や野球場でのPR活動を実施。 | 42 |
| 2019 | 株式会社とかち製菓 | マレーシアにおける菓子の販路を開拓するため、ハラール展示会への出展や、新商品の試食を実施。併せて、北海道ブランドを活用したハラール和菓子のプロモーションを実施。 | 5 |
| 2019 | あさひ製菓株式会社 | シンガポールと台湾を中心に、既存商品の輸出プロモーションを行う。また、EUに向けて、新規の商品開発と市場調査・プロモーションを行う。 | 2 |
| 2019 | オタフクソース株式会社 | スペインへの輸出拡大に向けて、外食店オーナー、シェフへの調理・メニュー提案を直接行い、粉ものを中心とした日本食の普及を進め、同社の商品プロモーションを行う。 | 2 |
| 2019 | しみず食品株式会社 | ロシアにおける菓子の販路を開拓するため、どら焼きの開発や市場調査、プロモーションを実施。 | 1 |
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