農林水産業におけるデータ保護・利活用推進委託事業
府省庁: 農林水産省
事業番号: 0046
担当部局: 食料産業局 知的財産課
事業期間: 2019年〜2019年
会計区分: 一般会計
実施方法: 委託・請負
事業の目的
高品質・高付加価値化や生産性向上を図るためには、AI(人工知能)やIoT、ロボット技術等を活用したスマート農業の推進が重要であるが、AI技術を利用するソフトウェアの利用段階におけるユーザーとベンダー間の権利関係の考え方が一般的に整理されていないといった課題があり、契約トラブル等によりAI農業の開発・利用に支障が生ずるおそれがある。このため、本事業においてAIの利用に関する権利関係の考え方を整理するためのガイドラインを策定する必要がある。
また、「スマート水産データベース」(仮称)が構築・稼働されることを踏まえ、将来的に水産業におけるデータの保護と利活用を促進するための環境整備を図る必要がある。
事業概要
AI技術を利用する農業関連ソフトウェアの開発・利用の促進とあわせて、熟練農業者等の技術・ノウハウの流出防止と適正な利益分配の確保がなされるよう、AI技術を利用する農業関連ソフトウェアの開発・利用に関する契約の考え方や契約雛形を内容とするガイドラインを策定するとともに、水産業におけるデータの収集・利活用の実態を調査する。
予算額・執行額
※単位は100万円
年度 | 要求額 | 当初予算 | 補正予算 | 前年度から繰越し | 翌年度へ繰越し | 予備費等 | 予算計 | 執行額 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2019 | - | 16 | 0 | 0 | 0 | 0 | 16 | 14 |
成果目標及び成果実績(アウトカム)
令和元年度中に農業分野におけるAI利用に関する契約ガイドラインを策定し、公表する。
策定実施数 (目標:2019年度に1 件)
年度 | 当初見込み | 成果実績 |
---|---|---|
2019 | - 件 | 1 件 |
活動指標及び活動実績(アウトプット)
農業分野におけるAI利用に関する契約ガイドライン検討会開催数
年度 | 当初見込み | 活動実績 |
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2019 | 3 件 | 3 件 |
水産業に係るデータ流通実態の漁業者、ICTベンダー、メーカー等へのヒアリング数
年度 | 当初見込み | 活動実績 |
---|---|---|
2019 | 10 件 | 7 件 |
主要な支出先
年度 | 支出先 | 業務概要 | 支出額(百万円) |
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2019 | 株式会社エヌ・ティ・ティ・データ経営研究所 | 農業分野AIに関する契約ガイドライン案の作成等 | 14 |