水産物輸出拡大連携推進事業
府省庁: 農林水産省
事業番号: 0307
担当部局: 水産庁 漁政部加工流通課
事業期間: 2018年〜2020年
会計区分: 一般会計
実施方法: 補助
事業の目的
「農林水産業の輸出力強化戦略」や「総合的なTPP等関連政策大綱」等により、2019年までに水産物の輸出額3,500億円達成が目標とされているなか、TPP、日EU・EPA等を通じ、我が国水産物の一層の輸出拡大、輸出環境の整備等を講じる必要がある。また、水産政策の改革においても、「我が国漁業の成長産業化を図るには、輸出を視野に入れて、品質面・コスト面等で競争力ある流通機構の確立が必要」とされており、輸出の戦略的拡大等を進めることとしている。
本事業では、生産・加工・流通・輸出関係事業者等のバリューチェーン関係者が連携して国際マーケットに通用するモデル的な商流・物流を構築し、輸出を推進する取組を支援する。
事業概要
(1)輸出バリューチェーン改善検討事業
生産者、加工・流通業者、輸出関係事業者等が連携して、水産物の輸出の拡大に取り組む協議会(以下「輸出拡大連携協議会」という。)による既存の水産物流通のバリューチェーンについて輸出を確実に実施できるよう改善する取組の検討等を支援する。(補助率:定額)
(2)輸出バリューチェーン改善システム等導入事業
(1)で検討した取組に必要なシステム・機器の整備、資材の導入等を支援する。(補助率:1/2)
(3)輸出バリューチェーン改善実証事業費
(1)で検討した新商品の開発、販売ルートの開拓等の取組の効果・持続可能性を実証し、輸出拡大連携協議会による自律的な活動に円滑に移行させる取組を支援する。(補助率:1/2)
予算額・執行額
※単位は100万円
年度 | 要求額 | 当初予算 | 補正予算 | 前年度から繰越し | 翌年度へ繰越し | 予備費等 | 予算計 | 執行額 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2018 | - | 0 | 200 | 0 | -200 | 0 | 0 | 0 |
2019 | - | 0 | 200 | 200 | -201 | 0 | 199 | 184 |
2020 | - | 0 | 0 | 201 | 0 | 0 | 201 | - |
成果目標及び成果実績(アウトカム)
令和4年度までに事業実施主体(令和元年度からの取組)の水産物の輸出額を18億円にする。
事業実施主体による水産物の輸出額 (目標:2022年度に18 億円)
年度 | 当初見込み | 成果実績 |
---|---|---|
2018 | - 億円 | - 億円 |
2019 | - 億円 | 7.6 億円 |
令和5年度までに事業実施主体(令和2年度からの取組)の水産物の輸出額を84億円にする。
事業実施主体による水産物の輸出額 (目標:2023年度に84 億円)
年度 | 当初見込み | 成果実績 |
---|---|---|
2018 | - 億円 | - 億円 |
2019 | - 億円 | - 億円 |
活動指標及び活動実績(アウトプット)
生産者、加工・流通業者、輸出関係事業者等が連携して、既存の水産物流通のバリューチェーンについて輸出を確実に実施できるよう改善する取組の件数
年度 | 当初見込み | 活動実績 |
---|---|---|
2018 | 4 件 | - 件 |
2019 | 4 件 | 4 件 |
主要な支出先
年度 | 支出先 | 業務概要 | 支出額(百万円) |
---|---|---|---|
2019 | 日本水産輸出拡大連携協議会 | アメリカ向けに養殖ハマチを輸出する。 | 100 |
2019 | 水産物流通バリューチェーン輸出拡大連携協議会 | 東南アジア、アフリカ諸国向けに冷凍サバ等を輸出する。 | 57 |
2019 | クール北海道株式会社 | 中国、タイ向けに北海道産水産物を輸出する。 | 13 |
2019 | 株式会社北海道二十一世紀総合研究所 | 中国、タイ向けに北海道産水産物を輸出する。 | 5 |
2019 | 曲〆高橋水産株式会社 | 中国、タイ向けに北海道産水産物を輸出する。 | 4 |
2019 | 株式会社北海道新聞社 | 中国、タイ向けに北海道産水産物を輸出する。 | 3 |
2019 | 全国漁業協同組合連合会 | シンガポール向けに三重県産カキを輸出する。 | 1 |
2019 | 有限会社ディーアンドエフ | 中国、タイ向けに北海道産水産物を輸出する。 | 0 |
2019 | 有限会社佐藤養殖場 | シンガポール向けに三重県産カキを輸出する。 | 0 |
2019 | 有限会社丸善水産 | シンガポール向けに三重県産カキを輸出する。 | 0 |