農林水産先端技術の社会実装の加速化のためのアウトリーチ活動強化

府省庁: 農林水産省

事業番号: 0199

担当部局: 農林水産技術会議事務局 研究企画課

事業期間: 2016年〜2024年

会計区分: 一般会計

実施方法: 委託・請負

事業の目的

近年、ゲノム編集技術等の最先端技術を利用した健康機能性に富んだ農林水産物の開発など、新たな需要を切り拓く画期的な研究成果が得られつつある。
他方、これら技術に対する不安感等により国民の理解醸成が進んでいない状況にある。このため、本事業により、これら技術やその安全性に関する情報提供等を通じ、社会全体の受容環境の整備を行う。

事業概要

1.多様なアウトリーチ活動の実践
 大学での出前授業やセミナー等に専門家を派遣し、大学生や主婦等、一般の消費者を対象に遺伝子組換え技術やゲノム編集技術についての丁寧な説明を行うとともに、科学館・博物館のネットワーク組織と連携し、これら技術の研究成果に関する展示等を行うアウトリーチ活動を展開する。 2.各界ステークホルダー・関係業界への橋渡し  フードシステムに関わる各界のステークホルダー(企業、団体)に対し、ゲノム編集技術等に関する丁寧な説明を行うとともに、社会実装(実用化)を想定した場合の課題やニーズについて情報収集を行い、関係者(ステークホルダーや研究者)間での情報共有を行う。

予算額・執行額

※単位は100万円

年度要求額当初予算補正予算前年度から繰越し翌年度へ繰越し予備費等予算計執行額
2017-1100001111
2018-9-000098
2019-100000109
2020-000000-
20210-------
Created with Highcharts 7.1.1百万円要求額当初予算補正予算前年度から繰越し翌年度へ繰越し予備費等予算計執行額20172018201920202021-2.502.557.51012.5Highcharts.com

成果目標及び成果実績(アウトカム)

本事業で実施する意識調査の回答において、ゲノム編集技術等の受容割合を20%以上向上させる。 ※受容割合が向上しやすい学生を中心に対象を絞りつつあること、また平成30年度(2018年度)実績としてゲノム編集技術に対する受容割合が高かった20代の参加者を基準(受容割合:89%向上)とし、最終目標年度の目標値を89%とした。

ゲノム編集技術等に対する受容割合 【計算式】 受容割合=『アンケート回答者のうち、サイエンスコミュニケーション後にゲノム編集技術等に対する意識がより肯定的に変化した者』/『アンケート回答者』 (目標:2020年度に89 受容度)

年度当初見込み成果実績
2017- 受容度31.4 受容度
2018- 受容度83 受容度
2019- 受容度51 受容度

活動指標及び活動実績(アウトプット)

アウトリーチ活動及びサイエンスコミュニケーションの実績

年度当初見込み活動実績
201760 開催数80 開催数
201865 開催数89 開催数
201940 開催数40 開催数

主要な支出先

年度支出先業務概要支出額(百万円)
2019みずほリサーチ&テクノロジーズ株式会社 大学での出前授業等において、専門家からのゲノム編集技術等に関する丁寧な説明、参加者との意見交換、また科学ライターによる分かりやすい解説コンテンツを作成、情報発信9

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