生物多様性保全推進支援事業

府省庁: 環境省

事業番号: 0207

担当部局: 自然環境局生物多様性主流化室

事業期間: 2008年〜終了予定なし

会計区分: 一般会計

実施方法: 交付

　生物多様性は地域毎に固有の特徴を有しており、それらの地域固有の生物多様性を保全することが国土全体の生物多様性保全につながる。このため、地域における生物多様性の保全に関する活動を支援することにより、国土全体の生物多様性の保全を図り、自然共生社会づくりを着実に推進する。

　地方公共団体や市民団体で構成される協議会等が実施する、種の保存法に基づく絶滅危惧種対策、外来生物法に基づく外来生物種対策、自然公園法等の法律で指定された保護地域での活動など、全国的な観点から生物多様性保全上重要な取組として、必要性の高い事業を支援する（交付金：国費1/2以内、等）。

※単位は100万円

年度	要求額	当初予算	補正予算	前年度から繰越し	翌年度へ繰越し	予備費等	予算計	執行額
2017	-	75	0	0	0	0	75	73
2018	-	95	0	0	0	0	95	90
2019	-	136	0	0	0	0	136	129
2020	-	136	0	0	0	0	136	-
2021	136	-	-	-	-	-	-	-

地域における多様な主体が有機的に連携して行う生物多様性の保全のための活動（地域連携保全活動）を促進するため、地域連携保全活動計画作成地域数を令和5年度までに31にする。

地域連携保全活動計画作成地域数

種の保存法により指定された国内希少野生動植物種について、本交付金事業によって保全対策が講じられた延べ種数を令和10 年度までに130種にする。

事業メニュー「国内希少野生動植物種生息域外保全」「国内希少野生動植物種保全」により対策が講じられた延べ種数（累計）（目標：2028年度に130 種）

地域に未侵入又は侵入初期の特定外来生物又は特定外来生物への指定を検討している外来生物の早期発見・防除の効果を高めるため、本交付金事業により対策が講じられた地域数を令和10年度までに30地域にする。

事業メニュー「特定外来生物早期防除計画策定」により対策が講じられた延べ地域数（累計）（目標：2028年度に30 地域）

本交付金で支援した事業数

年度	支出先	業務概要	支出額（百万円）
2019	琵琶湖外来水生植物対策協議会	琵琶湖外来水生植物管理対策事業	15
2019	名蔵アンパル保全・利活用推進協議会	名蔵アンパル保全・利活用推進事業	7
2019	邑楽館林地域クビアカツヤカミキリ対策協議会	邑楽館林地域クビアカツヤカミキリ対策事業	5
2019	熊本県特定外来生物スパルティナ属対策協議会	熊本県特定外来生物スパルティナ属対策事業	5
2019	尾瀬総合学術調査推進協議会	尾瀬地域における生物多様性保全推進のための情報整備事業	5
2019	羽幌地域生物多様性保全協議会	「海鳥を取りまく自然環境の保全」と「羽幌地域の産業振興」の両立に向けた取組	4
2019	鳥ノ巣半島生物多様性保全推進協議会	鳥ノ巣半島生物多様性保全推進事業	4
2019	三方五湖生物多様性保全協議会	三方五湖生物多様性保全推進事業	4
2019	愛媛県石鎚山系生物多様性保全推進協議会	石鎚山系における希少野生植物等保全事業	4
2019	徳島アルゼンチンアリ対策協議会	徳島アルゼンチンアリ対策事業	4