医薬品副作用等被害救済事業費等補助
府省庁: 厚生労働省
事業番号: 0232
担当部局: 医薬・生活衛生局 総務課医薬品副作用被害対策室
事業期間: 1979年〜終了予定なし
会計区分: 一般会計
実施方法: 補助
事業の目的
①,②医薬品の副作用又は生物由来製品を介した感染等による健康被害の迅速な救済を図り、国民保健の向上に資すること。
③先天性の血液凝固異常症の治療のため、健康被害を受けた方に対して調査を実施し、その日常生活を把握することにより健康被害を受けた方のQOLの向上策及び必要なサービス提供のあり方を検討すること。
④薬害の歴史や教訓への理解を深め、社会の認識を高めること。
事業概要
①医薬品副作用被害救済制度(補助率1/2)
昭和55年5月1日以降に医薬品を適正に使用したにもかかわらず発生した副作用による疾病、障害及び死亡に対して、医療費、医療手当、障害年金、障害児養育年金、遺族年金、遺族一時金、葬祭料の給付を行う。
②生物由来製品感染等被害救済事業(補助率1/2)
平成16年4月1日以降に生物由来製品を適正に使用したにもかかわらず発生した感染等による疾病、障害及び死亡に対して、医療費、医療手当、障害年金、障害児養育年金、遺族年金、遺族一時金、葬祭料の給付を行う。
③保健福祉事業(補助率10/10)
先天性の血液凝固異常症であり、その治療のため、血液凝固因子製剤の投与を受けたことによりC型肝炎ウイルスに感染した者で、慢性C型肝炎が進行して肝硬変又は肝がんに疾患している者を対象として、調査研究を実施する。
④薬害歴史展示事業(令和元年度予算より追加)(補助率10/10)
薬害の歴史や教訓への理解を深め、社会の認識を高めるために、(独)医薬品医療機器総合機構の施設内に「薬害の歴史展示室」を設置する。
予算額・執行額
※単位は100万円
年度 | 要求額 | 当初予算 | 補正予算 | 前年度から繰越し | 翌年度へ繰越し | 予備費等 | 予算計 | 執行額 |
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2017 | - | 300 | 0 | 0 | 0 | 0 | 300 | 300 |
2018 | - | 300 | 0 | 0 | 0 | 0 | 300 | 300 |
2019 | - | 303 | 0 | 0 | 0 | 0 | 303 | 302 |
2020 | - | 315 | 0 | 0 | 0 | 0 | 315 | - |
2021 | 315 | - | - | - | - | - | - | - |
成果目標及び成果実績(アウトカム)
活動指標及び活動実績(アウトプット)
医薬品副作用被害救済制度、生物由来製品感染等被害救済制度における審査件数
年度 | 当初見込み | 活動実績 |
---|---|---|
2017 | - 件 | 1609 件 |
2018 | - 件 | 1526 件 |
2019 | - 件 | 1541 件 |
主要な支出先
年度 | 支出先 | 業務概要 | 支出額(百万円) |
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2019 | 独立行政法人医薬品医療機器総合機構 | ①医薬品の副作用による健康被害を受けた者に対する救済給付の支給等に関する業務 ②生物由来製品の感染等による健康被害を受けた者に対する救済給付の支給等に関する業務 ③血液凝固因子製剤の投与を受けたことによりC型肝炎ウイルスに感染した者で、慢性C型肝炎が進行して肝硬変又は肝がんに疾患している者に対する調査研究 ④薬害の歴史や教訓への理解を深め、社会の認識を高める業務 | 302 |