省エネ製品開発の加速化に向けた複合計測分析システム研究開発事業
府省庁: 経済産業省
事業番号: 0294
担当部局: 製造産業局 産業機械課
事業期間: 2018年〜2019年
会計区分: エネルギー対策特別会計エネルギー需給勘定
実施方法: 交付
事業の目的
省エネ製品開発において、複数の機器を駆使して機能性素材の組成・構造等の計測分析が行われている中、各計測分析機器から出力されるデータフォーマットが多様であることから、素材メーカーは研究者の個々の機器操作ノウハウに依存した素材開発を行っており、時間を要する等開発の効率化に課題がある。そこで、業界横断的に連携を図り、各計測分析機器間でのデータ利活用を拡大・迅速化させ、次世代のものづくりの競争力を底上げし、省エネ材料製造技術開発の加速を図ることを目的とする。
事業概要
次世代ものづくりを支える計測分析機器について、業界横断的に連携を図り、各機器から出力される計測分析データを共通データフォーマットの基で一元的に集約し、総合的な評価を可能とする複合計測分析システム開発を行う。
予算額・執行額
※単位は100万円
年度 | 要求額 | 当初予算 | 補正予算 | 前年度から繰越し | 翌年度へ繰越し | 予備費等 | 予算計 | 執行額 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2018 | - | 282 | 0 | 0 | -2 | 0 | 280 | 269 |
2019 | - | 100 | 0 | 2 | 0 | 0 | 102 | 102 |
成果目標及び成果実績(アウトカム)
本事業の投資に対する市場創出効果として、平成42年度(2030年度)において、1400億円の市場を創出・獲得する。
複合計測分析システムの売り上げと、複合計測分析システムにつながる装置の売り上げ。 (目標:2060年度に1400 億円)
年度 | 当初見込み | 成果実績 |
---|---|---|
2018 | - 億円 | - 億円 |
2019 | - 億円 | - 億円 |
平成42年度(2030年度)において、複合計測分析システムの普及による省電力化により、CO2削減量として約11万t/年の削減を目指す。
1tあたりのCO2削減コスト (目標:2060年度に18000 円/t-CO2)
年度 | 当初見込み | 成果実績 |
---|---|---|
2018 | - 円/t-CO2 | - 円/t-CO2 |
2019 | - 円/t-CO2 | - 円/t-CO2 |
活動指標及び活動実績(アウトプット)
研究項目「複合計測分析システム開発」における目標達成件数
年度 | 当初見込み | 活動実績 |
---|---|---|
2018 | 3 | 3 |
2019 | 3 | 3 |
主要な支出先
年度 | 支出先 | 業務概要 | 支出額(百万円) |
---|---|---|---|
2019 | 国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構 | プロジェクトマネジメント業務 | 102 |
2019 | 株式会社島津製作所 | 複合計測分析用データプラットフォーム構築技術の開発、複合計測分析用の試料保持、精密位置決め技術の開発、AIを活用した解析のモデル実証による評価技術の開発 | 15 |
2019 | 住友ゴム工業株式会社 | 複合計測分析用データプラットフォーム構築技術の開発、AIを活用した解析のモデル実証による評価技術の開発 | 15 |
2019 | 株式会社日立ハイテク | 複合計測分析用データプラットフォーム構築技術の開発、複合計測分析用の試料保持、精密位置決め技術の開発、AIを活用した解析のモデル実証による評価技術の開発 | 14 |
2019 | 国立研究開発法人産業技術総合研究所 | AIを活用した解析のモデル実証による評価技術の開発 | 13 |
2019 | 日本電子株式会社 | 複合計測分析用データプラットフォーム構築技術の開発、複合計測分析用の試料保持、精密位置決め技術の開発、AIを活用した解析のモデル実証による評価技術の開発 | 11 |
2019 | TDK株式会社 | 複合計測分析用データプラットフォーム構築技術の開発、AIを活用した解析のモデル実証による評価技術の開発 | 10 |
2019 | 株式会社堀場製作所 | 複合計測分析用データプラットフォーム構築技術の開発、複合計測分析用の試料保持、精密位置決め技術の開発、AIを活用した解析のモデル実証による評価技術の開発 | 8 |
2019 | 国立大学法人東海国立大学機構 | AIを活用した解析のモデル実証による評価技術の開発 | 8 |
2019 | 国立大学法人九州工業大学 | 複合計測分析用データプラットフォーム構築技術の開発、複合計測分析用の試料保持、精密位置決め技術の開発、AIを活用した解析のモデル実証による評価技術の開発 | 8 |
2019 | 学校法人早稲田大学 | 材料のAI活用に向けたモデル実証に必要となるソフトウエアの開発 | 5 |
2019 | 株式会社日立ハイテクサイエンス | 蛍光X線装置についての技術開発 | 3 |